浅い湖で太陽光線が湖底まで十分届くため、シジミの餌となるプランクトンが豊富です。また、神西湖は日本海に流れる差海川が1.5㎞と短いため、宍道湖より神西湖の方が塩分濃度が高いと言われています。そのため、シジミに泥臭さが少なくコクがあり旨味成分が多いのが特徴です。さらに、神西湖漁業協同組合の取り決めで殻幅13mm以上に達したしじみだけを「神西湖しじみ」として販売しているため、大粒なのも特徴です。
漁師が湖に入って手掻きでとる為、貝の傷みが非常に少なく、鮮度も長持ちします。1日に漁師1人当たり約20kgまでしか取れず、島根県きっての高品質のしじみと言われていますが市場にほとんど出回ることのない「幻のシジミ」といわれています。